イタリアパンについて少し書こうと思います。

私たちはイタリアで生活している時から今まで

日本のパン屋さんにあるような「菓子パン」「惣菜パン」に出会ったことがありません。

イタリアではパンは主食ですので（パスタ料理は主食ではありません）

主に食事の時に食べます。

イタリアのパン屋さんで売っているパンは、ほぼプレーンでハードパンです。

（地域により多少違いはあるかと思いますが）

日本では柔らかなパンが主流ですが

イタリアでは小麦の味がしっかりとする美味しいパンが多いのです。

私たちもそんな小麦の味を楽しめるイタリア式のプレーンなパンを焼いています。

素材もシンプル　無添加　機械を使わず手ごね　クープも切らずに

（発酵、成型した　もちもちしたパン生地に刃物を入れると痛そうなので　笑）

自然の美しい形で焼いています。

生地を作り始めてから焼きあがるまで大体3時間くらいかな

日本の食事では「おかずと一緒に食べるのが美味しいのは白米」と同じように

プレーンなパンは生ハムを挟んだり　オリーブオイルをつけたりトマトをのせたり

料理のソースをつけたりと　プレーンで美味しいパンであればなんでも美味しくいただけます。

（混ぜご飯に納豆はありえない！）

レストラン用のパン　パニーノ用のパンとも

同じレシピで作っていますが、大きさが違うのでずいぶん雰囲気が違います。

パニーノ用のパンも型に入れて焼いているわけではないので

いろいろな形に焼きあがります（グラムは計っているので量は一緒ですのでご心配なく）

私たちのパンは来店される人やイタリア人に　とても喜んでいただいていますが

実はまだ私の中の完成形ではないのです。（すみませ〜ん　日々研究しています）

自分のイメージする完成形に向かい時々バージョンアップしていますのでお楽しみに。

それでも古町時代からずいぶん減塩し　色、風味もよくなっていますよ。

（そもそも油分は使っていません）

　レストラン用のパンです

お客様より声があるので当店のスペシャルな小麦粉を近々商品化し店頭に並ぶ予定です。