9.52014
バラ盛りジェラートができるまで
マダムルスティカのブログ
先週、テレビ新潟の「夕方ワイド新潟一番」でバラ盛りジェラートを紹介していただきました。生放送ということで、緊張感たっぷりの雰囲気の中、バラ一輪なんとか咲かせることができました。がんばりました!
このバラ盛りを始めるきっかけをテレビの中で少しお話ししましたが、改めてここでも書いておこうと思います。
私達が初めてバラ盛りを目にしたのは、15年前、イタリア・シエナに住んでいた頃、生ハムを求めてパルマに旅行した時のことでした。パルマのドゥオモ広場を散歩していたら、あちらの方から来る人、来る人 皆バラのカタチに盛り付けられたジェラートを手にうれしそうに歩いて来るのです。ナニ、ナニ? と その人達が来る方向へとたどって行きバラ盛りのジェラテリアを見つけたのです。
それまで たくさんのジェラテリアに行ってましたが、バラ盛りはもちろん初めてで、こんな盛り付けがあるとも思っていなかったので、お店の方からジェラートを受け取ると、すご〜く嬉しくなっちゃって、二人してテンション上がりまくりでした。
こんなにハッピーな気分になれるジェラートってステキ!との想いで、2010年カフェイタリアオープンの時、スタッフ達にバラ盛りをお願いし、唯一一枚の写真を手がかりに研究 練習してもらったのですが、イタリアでは特殊なスパチュラを使うらしく、しかし日本でそれは手に入らないし‥あまりに難しく、当時ルスティカを古町で営業していて私もなかなか手がまわらず、断念してしまいました。2012年秋にルスティカをカフェイタリア内に移転してから再チャレンジ。現地の友人から情報をもらったり、特別な道具を使わずともバラ盛りジェラートが作れるように、研究、特訓を重ね2013年6月よりお客様へのサービスを開始しました。
バラ盛りジェラートを手にしたお客様、90%くらいの方がジェラート片手に「ハイ、ポーズ!」 そしてなにより100%のお客様がニコニコ 素敵な笑顔を振りまいてくださいます。私にとっても嬉しい瞬間です。
思わず笑顔になるハッピーなバラの花をこれからも心を込めて咲かせて行きますね。